カテゴリー: ブログ
古殿地区のミニトマト樽栽培について
みなさん、こんにちは。
今回はあぶくま石川地区古殿支店管内から営農情報をお届けします。
古殿町でミニトマトを栽培する有賀直吉さんの圃場の写真を撮らせていただきました。
有賀さんはハウス内にて樽栽培でミニトマトの栽培を行っています。
古殿町では5人のミニトマト生産者が樽栽培を行っています。
7月22日に定植。
6段目の花が開花し、生育は良好。
これが花です。
9月下旬に収穫時期を迎えます。
こちらは8月11日に定植。
病気もなく良好。
あと1か月後ぐらいにマルチを被せます。
10月下旬頃に収穫時期を迎えます。
有賀さんは6月8日に放送されたKFB福島放送「ふっくん&しまちゃん天気予報」に出演しました。
山崎聡子アナウンサーが圃場を訪れ就農の経緯、畑の様子や今シーズンの出来などについてインタビューしました。
6月8日に収穫したミニトマト。
品種は「サンチェリーピュアプラス」。甘酸っぱくフレッシュな味わいで病気に強く栽培しやすのが特徴。
次回、あぶくま石川地区からは4月に開墾作業から田んぼづくりをスタートした「野木沢小学校の学校田の様子」についてご紹介いたします。
ナスの生育状況とあさかわ漢方資材栽培米について~浅川支店~
営農情報をご覧の皆様、こんにちは!
今回は浅川支店から情報をお届けいたします。
テーマは「ナスの生育状況」と「あさかわ漢方資材栽培米とは?」です。
「ナスの生育状況」
浅川支店管内にはナスの生産者が2名います。
そのうちのお1人、鈴木さんの圃場にお邪魔しました。
鈴木さんは5月25日に苗250本を購入し、5月29日にナスの定植を完了しています。
ナスの花です。ナスは花を見れば生育状況が分かるといわれており、花が大きく濃い紫色をしている花のものは良好です。
この花が咲いて約2~4週間ほどたつと実がなります。
現在は定植から1ヶ月ほど経過しているので生育は良好です。
しかし、今年はダニの発生が多くみられるようなので防除の徹底が必要です。
また、例年だと7月初めに出荷が始まるのですが6月の低温の影響で生育が遅れており出荷が1週間ほど遅れています。
「あさかわ漢方資材栽培米とは?」
浅川町では、「あさかわ漢方資材栽培米」という特別栽培のお米を栽培しております。
特別栽培用の肥料・農薬を使い、基準よりも化学肥料・農薬の成分を5割以上削減した栽培方法です。
昨年には、あぶくま石川地区管内で行われている食味コンテストで「最優秀賞」に選ばれ、仙台市で行われた環境保全型農業推進コンクールで「東北農政局長賞」を受賞しました。
「東北農政局長賞」を受賞した時のあさかわ漢方資材栽培米生産部会の皆さん
また、浅川町のふるさと納税返礼品にも漢方資材栽培米が使われています。5kgの漢方資材栽培米とあぶくま石川地区で精米した「あさかわ漢方資材栽培米」「ひとめぼれ」「こしひかり」各450g(3合)詰め合わせセットがあります。
詰め合わせセット
浅川中学校の3年生にも合格祈願舞として、漢方米が1升(1勝)を贈呈しています。
今後は、花火の里あさかわ漢方資材栽培米の生産面積を増やし、地元はもちろん、県外での知名度を上げる活動をしていきたいです。
いよいよ夏秋トマト本格出荷開始・・・・23
皆さんこんにちは、気温も高くなりはじめ、いよいよ夏秋野菜の出荷時期となりました。
夏秋野菜の中でも、今回はJA夢みなみのしらかわ地区のトマトを紹介したいと思います。
上記の写真は、白河支店管内の生産者の圃場です。
まだ収穫前の青いトマトですが、順調に生育は進んでいます。
今の収穫段数は、2段目を収穫し、おいしそうな赤色に着色しています。
収穫したトマトは、中島村のトマト選果場へ搬入します。
トマト搬入用コンテナに粗選別をしたトマトが搬入され、白河支店管内のトマトはもちろん、しらかわ地区管内のトマトが搬入せれます。
今年度から、いしかわ地区のトマトも搬入されています。
上記の写真は、選果場でトマトを選果している写真です。
選果されたトマトは、各等階級ごとに箱詰めされます。
生産者が丹精込めて栽培した、JA夢みなみのトマトは、主に関東の市場へ出荷されます。
皆さんも、スーパーなどで、JA夢みなみのトマトを見かけましたら、是非ご賞味下さい!!
玉川村管内の小菊電照栽培について
営農情報をご覧の皆さま、こんにちは!!
数えきれないくらいの種類があり、赤、白、黄色など綺麗な花を咲かせる小菊。
今回は玉川村管内で行っている小菊電照栽培についてご覧ください。
小菊電照栽培とは?
小菊は日照時間が短くなると花芽を形成し、開花する性質があります。その為、花芽が形成される前に、夜間にも人工的な光を当てて、昼間の状況を長くし成長を遅らせ、需要時期となるお盆やお彼岸に多く出荷できるよう調整する栽培方法です。
同管内には小菊生産者が8人おり、その内4人が電照栽培に取り組んでいます。
近年、夏の高温により小菊の開花が早まる傾向にありました。その為、昨年から電照栽培を導入しています。
今回は佐久間さんのフィールドにお邪魔させていただきました。
日中の様子。
夜間の様子。
現在は、お彼岸用の小菊に電照を行っており、7月10日頃まで実施されます。
小菊は栽培する上で最も注意が必要なのは白さび病と害虫です。
実際に白さび病にかかった葉。
毎週一回は消毒が必要です。
害虫の対処法として…
ペットボトルに黒砂糖・お酒・お酢を混ぜて入れ、掛けておくと
虫が中に入り、捕獲することができます。
佐久間さんが小菊の栽培を始めたきっかけは
玉川村で小菊栽培者の募集があり、奥様が花好きだったということから小菊の栽培を始めました。
佐久間さんは「綺麗な花を育てるために我が子のように手間をかけて愛情込めて育てている。小菊は愛情を込めて丁寧に育てると自然と綺麗な花が咲くんだよ」と笑顔で話してくれました。
JAでは小菊生産者を募集しています。
花が好き!栽培してみたい!など興味がある方はお近くの夢みなみ各支店にお問い合わせください。
平田支店管内野菜の生育状況について
営農ブログをご覧の皆さんこんにちは!
平田支店管内野菜の生育状況について紹介します。
~さやいんげん「いんげん高原みどり」~
平田支店管内で代表的な野菜として生産されているさやいんげん。
中山間地域の特性である昼夜の寒暖差を活かした濃い緑色のいんげんが生産されることから「いんげん高原みどり」として県内及び関東方面へ出荷販売しています。
3年前から古殿支店管内、今年度から玉川支店管内の須釜地区で生産されているさやいんげんも「いんげん高原みどり」として出荷販売を行います。
4月9日播種 → 5月9日定植実施の圃場
生育は概ね順調で6月下旬より収穫が開始される予定です。
普段目にすることの少ないさやいんげんの花。
遅まきの苗を定植する圃場。
さやいんげんの安定出荷のため、遅まきを推進しています。
遅まきの苗。生育は良好です。
~アスパラガス~
平田支店管内ではアスパラガスの生産を行っており、食味が良好で人気があり、
平田村の特産品となっています。
ハウス栽培で現在立茎中のアスパラガス。
立茎とは次の収穫に備えて養分を根に貯蔵するための作業。
露地栽培で立茎中のアスパラガス。
普段あまり目にすることが少ないアスパラガスの花。
立茎中に見ることができます。
平田支店管内では今回紹介した他にも「さやえんどう」「ふきのとう」「りんどう」など多数の園芸品目の出荷販売を行っています。
今後、夏秋野菜の安定出荷と農業所得の向上のため生産者の皆さまと協力していきたいと思います。
また、園芸作物の新規生産者を募集しておりますので興味のある方は是非、夢みなみ各支店指導員までお問い合わせください。
農繁期迎えて~029
皆さんこんにちわ。田植えも終盤となり、農繁期を迎えております。
管内では先日、麦の赤カビ病の防除をラジコンヘリコプターにて実施致しました。
赤かび病は、麦の開花期に赤かび病菌が穂に感染することによって起こる 病害です。人や家畜に対して有害なかび毒を生成してしまいます。また、農産物検査規定においても赤カビ被害粒が混入してしまうと規格外となってしまうことから、適期防除を行わなければなりません。
今年は降水不足で生育が遅れてしまい生育調査を行い、開花期にあわせた適期防除を行うことができました。
また、当管内では主要品目の一つであるブロッコリーが出荷が始まりました。
今年度の作付面積は約18haであり、6月上旬の出荷ピークを見込んでおります。
5月19日には規格・品質の統一を図る為、ブロッコリーの目揃い会を開催しました。
今年は降雨不足、低温などの影響から平年より多少遅れた出荷となりましたが、高品質のブロッコリーにより更なる夢みなみブランドの確立の為、生産者の方々が真剣に目揃いを図りました。
野木沢小学校で学校田作り!
営農ブログをご覧の皆様、こんにちは!
あぶくま石川地区で食農教育の一環として管内の小学5年生を対象が米作りに挑戦中です。
今回、石川町の野木沢小学校では今年から学校の敷地内に学校田作りを始めました。
しかも…開墾作業からです。小学5年生20人が挑戦しました。
4月28日(金)学校田作りスタート!
ここから…
生徒ら全員でスコップを使用して土を掘りました。意外と土が固く苦戦…
約1時間かけて約縦、横3メートル、深さ30センチメートルほど掘り起こすことが出来ました。
その後、客土しました。
小さい体でバケツいっぱいに土を入れ運んでます、頑張れ!
また約1時間ほどかけて掘り起こした場所を埋めることが出来ました。
12日後の5月10日(水)いよいよ田植えです!
田植えを行う前の状態。
この日はあいにくの雨でしたが当JAの営農担当者の指導を受けながら
横一列に並び丁寧に植え付けました。みんな真剣です。
もち米170株を植え終わり水を入れています。
田植え終了!
生徒らは「水の管理をしっかり行い秋の収穫祭に向けて美味しいお餅が食べられるように頑張る」と意気込み今後の稲の成長に胸を膨らませていました。
開墾作業から田んぼを作ることは滅多に出来る事ではないので私にとってもとても貴重な体験です。今後の成長が楽しみですね。
当地区では10の小学校や子ども会で米作りを通して、米への理解を深めてもらい、「食」の大切さについて考えてもらうことを目的で行っています。約370人の生徒が体験し、2月には田植え~収穫までの1年間の成果を発表してもらう食育のつどいを開催します。