春ブロッコリー育苗盛期 

皆さん、こんにちわ! 今年は暖冬の影響もあり暖かい日が続いていますが、JA夢みなみ管内では春ブロッコリーの

育苗が盛んに行われています。

3月になり育苗や定植をする圃場の準備など農作業が本格的に忙しくなってきました。

各生産者の育苗ハウスやJA夢みなみ野菜育苗センターでは2月に種を蒔いたブロッコリーの苗が順調に生育し、

仮植時期を向かえています。

288穴のセルトレーで種まき後、育苗管理をして本葉が展開してきた苗を25穴・36穴連結ポリポットへ仮植をします。

 

 

上の写真は、2月上旬に種まきをして、3月上旬に仮植した苗になります。(25穴連結ポリポット使用)

このまま順調に生育が進めば、3月下旬には定植になる予定です。定植作業は3月中旬から4月中旬頃まで続きますが、

毎年定植後の乾燥や低温が心配されます。

順調に生育して5月上旬には良品質のおいしいブロッコリーが収穫になることを期待してこれからもブログで生育状況の

情報発信をしていきますので、楽しみにしていただければと思います。

 

                                しらかわ園芸センター 鈴木(啓)

西郷支店稲作部会研修

7月27日、当西郷支店稲作部会25名にて、乾田直播技術研修会に福島県新地町へ行ってきました。

毎年、部会活動の一環で研修会を開催しています。西郷支店は水田移植の他、カルパー・鉄コーティングによる直播栽培が盛んであり今後の面積拡大等も見据えた中で乾田直播も視野に今回の研修会を開催致しました。研修先として新地町の(有)恵みのファームさんへ視察致しました。

当日は農研機構の方も出向き今回の経緯、今後の取組方針など説明をいただきました。

1枚当たりの面積が170aであり整備されていました。自動操舵装置を使い蒔かれた種はまっすぐな苗に変わりとても魅力的でした。震災時津波で作付け等も出来なく、ようやくここまで出来たと生産者の方と話が出来ました。

生産者同士活発な質問等も出て、今後の水稲栽培技術の検討要素も含めて有意義な研修会となりました。

 

 

 

 

平田地区の小学生が米作りに挑戦

平田地区管内の小平小学校と蓬田小学校の小学5年生が米作りを体験しました。

 

【小平小学校】

5月16日に小平小学校の5年生22人が手作業での田植えを体験しました。永瀬成元さんの田んぼをお借りし、当JAの営農担当者らが指導しました。

永瀬さんは「手作業で田植えするのはなかなか体験出来ることではないのでとても貴重な体験になると思う。楽しんで田植えを行ってください」と話しました。

児童たちは足場の悪い田んぼで泥だらけになりながらも丁寧に苗を植え付けていました。

 

恐る恐る田んぼへ・・・

 

 

当JAの営農担当者が植え方を指導

 

 

真剣に田植えを行っています。

 

 

足がとられて転んでしまう子も・・・(笑)

 

 

田植え終了!

 

【蓬田小学校】

蓬田小学校では同校の5年生28人が5月28日にバケツ稲を体験しました。児童たちはバケツに土や肥料、水を入れ、手で混ぜて田んぼに見立てたところに2、3本ずつ苗を植えました。初めての作業に「手が泥だらけになったけど楽しかった」「早くおいしいお米が食べたい」など感想を話していました。最後に当JAの営農担当者から今後の管理について説明があり、児童たちは米の収穫が待ち遠しい様子でした。

 

 

手でバケツの中を一生懸命かき混ぜています

 

 

苗植え終了!秋の収穫が楽しみ!

 

 

合鴨放鳥体験について・・・中島支店

営農最前線をご覧の皆さん、こんにちは。

今回は、中島村立中島幼稚園で行われた合鴨放鳥体験について、ご紹介致します。

5月23日(水)に中島村管内の藤田利春さんの圃場にて開催されました。

園児総数123名が参加し、「合鴨に触れて、いろいろな感性を育てる。自然に触れて、伸び伸びとした気持ちを抱く。」

をねらいとして行われました。

放鳥した合鴨です。田んぼの中で元気に泳いでいます。

職員が園児の対応をしています。怖くて触れないみたいです。

圃場の管理をしている藤田利春さんが園児に合鴨について説明しています。

 

また、中島村立幼稚園を対象に約20年前から合鴨の放鳥体験は、行われています。来年度も実施を予定しているということでした。来年も楽しみです。

春野菜生育報告

東支店で生産されている、春野菜(ハウスきゅうり・サヤエンドウ・ブロッコリー)の生育状況を報告します。

ハウスきゅうりの生育状況です。播種が3月1日、定植が4月4日、収穫見込みが5月5日頃です。

4月になっても、夜間温度は低いためトンネルにて保温しながら管理をしています。

サヤエンドウですが、昨年の11月8日に播種作業をし、出荷見込みが5月15日頃です。

現在、強い霜が無く生育は順調にすすんでいます。

ブロッコリーですが、播種が1月22日、定植作業が3月10日、収穫見込みが5月1日頃であります。

 

これから、5月に入り夢みなみ農協の生産物が生産されてきます。各生産者も出荷に向けて管理作業を進めています。

随時、ブログで生産現場を皆様に報告していきますので、楽しみにしていて下さい。

食農教育イベント「食育のつどい」を開催

2月4日、石川町のホテル松多屋で「食育のつどい」を開催し、あぶくま石川地区管内の小学生やその保護者、町村、女性部員ら約360人が参加しました。

初めに平成29年度食育コンクールの表彰式が行われました。
受賞者は下記の通り。

図画の部

最優秀賞/水野谷 芭奈さん(沢田小学校)

 

組合長賞/二瓶 莉緒さん(蓬田小学校)

 

あぶくま石川地区女性部長賞/沼田 晃靖さん(浅川小学校)

 

あぶくま石川地区青年連盟委員長賞/影山 梨愛さん(玉川第一小学校)

優秀賞/高根 京介さん(石川小学校)、佐藤 光司さん(須釜小学校)、矢内 晴音さん(古殿小学校)

 

作文の部

最優秀賞/岡田 胡桃さん(浅川小学校)

優秀賞/溝井 彩世さん(石川小学校)、草野 遥紀さん(蓬田小学校)、小林 未来さん(玉川第一小学校)、藁谷 華さん(古殿小学校)、橋本 こころさん(須釜小学校)

 

研究の部

最優秀賞/古殿小学校

優秀賞/野木沢小学校、山白石小学校、玉川第一小学校、田口ひろびろ子ども会

 

引き続き、同地区管内の小学5年生を対象に1年間かけて行ったバケツや田んぼでの稲作りで学んだことや成果を受賞者・受賞校の児童たちに発表してもらいました。地域の方々に食農教育について知ってもらいました。

 

第2部では郡山女子大学短期大学部の會田久仁子教授を講師に迎え、「食と運動で元気な身体をつくろう!」と題し、成長期である皆さんに運動する習慣をつけることやお米は栄養成分がたっぷりであることを学びました。

 

第3部では各地区の女性部や各町村が地元の食材を使った料理の試食会がバイキング形式で行われ、いかにんじんや自然薯の磯辺揚げなどの料理25品が用意されました。

 

収穫祭 野木沢小学校

 12月14日、石川町立野木沢小学校の5年生20人が収穫祭を開催しました。

子供たちが田んぼの開墾作業から収穫まで行った、もち米「こがねもち」で餅つきを行いました。保護者の方もお手伝いで参加しました。

 

保護者の方が持ってきてくれた杵と臼を使用。児童たちは一人ずつ重い杵を持ち、みんなで「よいしょー!よいしょー!」と掛け声を出しながら、臼に入った餅に向かって、一生懸命振り下ろしていました。

 

 

 

ついた餅は食べやすい大きさにちぎって丸め、醤油、じゅうねん、ゴマ、みたらし、きなこ、あんこの6種類の中から自分で選んでつけて食べました。また、一緒にけんちん汁も作りました。

 

児童たちは「やわらかくて美味しい。もっと食べたい」と美味しさに絶賛し、お腹いっぱいになるまで味わっていました。

また、11月30日に古殿小学校と12月13日に玉川第一小学校でも収穫祭を行いました。

当JAではあぶくま石川地区管内の小学校や子ども会で1年間を通して行ってきた米作りの成果発表を2月4日に「食育のつどい」として開催します。

 

ブロッコリー出荷の品質統一!

今月の6日に大信支店で秋ブロッコリーの目揃え会を開催しました。

農繁期にも関わらず、多くの生産者のが集まり規格、品質の統一を図り有利販売に繋げる為、目合わせを行いました。

 

例年ですと10月中下旬は大信支店の出荷最盛期なのですが、皆さんご存知の通り今年は早く寒さが訪れたことから、なかなか成育が進まず、出荷ピークを迎えておりません。

 

写真の発砲スチロールの中にブロッコリーが入っており、中島集荷場にて氷を入れ品質を保ちながらスーパー等の量販店へ並びます。

 

 

ブロッコリーは丸いドーム型の粒が揃った、絞まりの良いものが見極めるポイントです。

 

未だぐずついた天気が続き、台風も接近中ですが、これから収穫後半に向け品質の良いものを出荷していきますので、JA夢みなみのブロッコリーを店頭でお見かけしたら、手に取ってみてください。

 

 

 

 

 

 

米初検査開始式と第2回JA夢みなみ肉用牛共進会~平田地区~

営農ブログをご覧の皆さんこんにちは!

平田支店管内の取り組みについてご紹介します。

 

 

~平成29年産米検査開始式~

10月5日(木)に平成29年産米検査開始式を開催し、

平田村の澤村和明村長、平田村役場職員、当JA役職員らが参加しました。

平田支店の米集荷目標が20,000俵となっていますので計画的に検査を実施しています。

検査用サンプル(刺し米)を採取する岡部専務

 

 

生産者から出荷いただいた米を見ながら等級付けを行っています。

10月5日に検査した米(267袋)は全て1等でした。

 

 

 

(10月2日に初検査を行った玉川支店と古殿支店の様子)

玉川支店

 

 

サンプル米を採取する古殿営農センターの職員

 

どちらの支店も全量1等米に格付けされ、全量全袋検査でも基準値を超えるものは無く安全・安心であることが確認されました。

 

 

~第2回JA夢みなみ肉用牛共進会~

10月6日(金)に畜産センター(石川町)で第2回JA夢みなみ肉用牛共進会が開催されました。平田支店管内(小平支部・蓬田支部)から10頭が代表牛として出品されました。

審査の結果、小平支部の村上謙二さん(第1区)と渡辺渡さん(第2区)が出品された牛が優等賞に選ばれました。

 

 

第1区で優等賞の村上謙二さんとはつしおひさ5号

 

 

第2区で優等賞の渡辺渡さんとりょうこ号

 

 

優等賞に選ばれた2頭は今年の11月1日に福島県家畜市場(本宮市)で開催されるJAグループ和牛育成管理共進会にJA夢みなみ代表牛として出品されますので和牛に興味がある方はぜひ会場にご来場ください。

 

 

 

 

平成29年産米初検査・全量全袋検査(あぶくま石川地区)

営農ブログをご覧の皆様、こんにちは!

 

残暑も和らぎ、爽やかな秋風が吹くころとなりました。所々で稲刈りが始まってきましたね。

当JAでも各地区で平成29年産米における品位等の初検査が始まりました。あぶくま石川地区では9月20日に浅川町、9月26日に石川町で行いました。

 

【浅川支店 箕輪倉庫にて】

9月20日に全量全袋放射性物質検査の開始式と初検査を行いました。

当JAの岡部専務は「安全な米を消費者に供給し安心して食べてもらえるように検査等をしっかり行っていき、長期間になるので事故の無いように作業してほしい」とあいさつしました。

 

浅川町の須藤一夫町長と岡部専務が検査機のスイッチを押し、起動させました。

 

 

全量全袋検査開始式後、農産物検査員(JA職員)が「ひとめぼれ」を約200袋(1袋30キロ)検査し、全量1等米に格付けされ、上々のスタートとなりました。

 

 

 

【石川支店 谷津倉庫にて】

9月26日に初検査式を行いました。

遠藤常務は「8月から悪天候が続き心配されたが、9月から天候が回復してきた。豊作になるようにこのまま好天が続いてほしい」とあいさつしました。

今年の米の品質状況を確認する当JA理事の角田幸吉理事(左)と高原喜國理事(中央)

 

 

 

サンプル米を摂取後、農産物検査員(JA職員)による検査が行われ、酒米の「美山錦」618袋、「コシヒカリ」571袋が全量1等米に格付けされました。

 

 

今年の生育状況は日照不足と低温の影響で生育は遅れ気味であるが、品質は良好です。10月にピークを迎え、作業は11月中旬まで続きます。当JA全体の集荷目標52万俵の内、あぶくま石川地区管内では10万俵を集荷目標とし取り組んでいきます。

今後、あぶくま石川地区では10月2日に玉川村と古殿町、10月5日に平田村で初検査を行う予定です。