営農情報

夏秋キュウリについて

2018.08.15野菜

夏秋キュウリについて

 

 

すかがわ岩瀬地区支援センター 担い手支援課

小針義仁

 

①栽培管理のポイント

 高温・乾燥で草勢が弱っています。摘果などで草勢の回復を図りましょう。萎れが発生している場合は、根張りが悪いので早急に対処しましょう。

 ・水分保持を図る

 ・着果負担軽減(不良果の摘果)

 ・発根促進(液肥での潅水)

 ・アーチ外側の葉や罹病葉の摘葉(若い葉、新しい芯に日光があたるように) 

 

 

②かん水 ~キュウリは晴天時、1株あたり2~4リットル吸水します~

 日中9時~10時頃に十分かん水して、土壌水分を保つ。通路等にもかん水を行うが、土壌の極端な過湿・過乾は根が傷むので注意する。

  

 

③摘果・摘葉

 1.乾燥状態が続いている場合は、不良果は小さいうちに摘果して着果負担を軽減する。

 2.アーチ外側の古い葉・ムレ葉を摘葉し、彩光や風通しを良くし、新枝の生育促進と病害を予防するため、積極的に摘葉する。

 3.アーチ内側の摘葉が遅れているところでは、外側より先に摘葉し、果実の採り遅れが発生しないようにする。

 

 

④摘芯

 1.  8月後半からは半放任を基本とし、摘心は行わないこととするが、防虫ネットハウスや側枝の動きの良いほ場では、4本程度の放任側枝を確保して、それ以外は混まないように摘心する。

 2.アーチ内側に伸びている放任側枝は、アーチ外側に誘引して芯に日光を当てるようにする。

  3.褐斑予防のため、アーチ天井部分は必ず開けておく。

 

 

⑤追肥・土壌かん注

 .草勢の弱いほ場(側枝の動きが悪い、生長点が弱いは、土壌かん注を5~7日おきに行って根張りを促す。

  使用資材例:チャンス液(発根促進剤)、M.O.X(酸素供給剤)、アミノキッポ、ベストⅡ、キチン酵素など

 2.草勢が安定しているところでは、引き続き5~7日間隔で追肥する。(窒素成分1~3㎏/10a)

 3.葉面散布 アミノメリット青(草勢回復)、アミノメリット黄(日照不足)、メリットM(成り疲れ防止)、グリーンエキス(苦土欠時)

 

 

⑥病害虫防除  

 褐斑病、炭疽病、つる枯れ病、ハダニ、アザミウマの発生に注意!

 1.褐斑病、炭疽病の摘葉を優先して行い、特に新しい枝への感染を防ぐように防除する。

 2.ダニ剤使用に関しては、成分を確認しローテーション防除をする。ダニは高温時に下から昇ってくるので、よく観察し早期防除をする。

 3.農薬散布前には、使用回数が超過しないよう確認してから薬剤を選択する。

 4.特に降雨が続く場合に病害が増加するため、降雨前の防除を徹底する。

 5.農薬散布後、薬液が乾かないうちに高温になると薬害が生じやすいので散布時間に注意する。特に浸透性が高い展着剤を加用する場合は注意する。(ニーズ、スカッシュ、アプローチBI等)

  

注意!!

 農作業の際は、十分な水分を摂り、熱中症にならないよう、十分気をつけましょう!

 

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