営農情報

取りこぼし雑草対策と中干し等【水稲】

2016.06.07お米

水稲管理情報
取りこぼし雑草対策と中干し等

あぶくま石川地区営農経済部
担い手支援課
石森 正文

①取りこぼし雑草対策(中・後期除草剤)について
 残ってしまった雑草や遅く発生してくる雑草の処理については、残っている雑草の種類や薬剤の散布方法により、除草剤を選んでください。


②中干しと水管理について
(1)中干しの時期
 無効分けつを抑えるため、目標とする茎数の9割が確保できたら開始し、期間は土質や生育状況によって決めましょう。

(2)中干し後の水管理
 中干し後、急に水を入れ湛水状態にしてしまうと、根腐れを起こす恐れがあり生育不良の原因となるため、はじめは、湿らす程度とし3~5日かけて徐々にためていく必要があります。

(3)水管理による効果の違い

効果は◎>○>△の順、―は無い~効果が低い。

③田植え1ヶ月後の追肥について
 田植えしてから1ヶ月経過しても分けつが増えない場合、肥料不足が原因ということは、ほとんどなく、根の障害など別の要因が考えられますので、あわてて追肥はしないでください。
 窒素肥料を多くやってしまうと、葉色は濃くなり、草丈は伸び見た目は良くなりますが、根は伸びていません。結果として過繁茂・倒伏で減収するほか、収穫作業がしにくくなってしまします。

■対応策
葉色が極端に薄い場合のみ、窒素成分で1kg/10a以内の追肥を行い、中干しはしない。
分けつは少なめで穂を大きくすることによって収量を確保するため、出穂25~30日前の穂肥を施用する。

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