営農情報

露地きゅうりの定植・定植後の管理

2020.04.15野菜

露地きゅうりの定植・定植後の管理

営農部 園芸課  須田智博

                              

 今年も露地きゅうり栽培が本格的に始まります。昨年は、定植時期の低温と乾燥により黒星病が発生した圃場もあり、初期生育はよくありませんでした。初期生育が悪いと病気になりやすく収量にも影響するので、定植日は暖かく風の無い日、午後3時までに実施しましょう。

 

□定植適期

本葉3.0〜3.5枚。購入苗は、1〜2日慣らしてから定植する。

 

□定植時の注意点

1)アブラムシ対策に「プリロッソ粒剤」(2g/株)をポットまたは株元に施用する。

2)植穴が乾燥している時は、十分かん水してから定植する。

 (土壌消毒処理圃場のマルチ内土壌が乾燥している場合は、定植3日前頃にかん水チューブでかん水する)

3)クロルピクリン剤で土壌消毒した圃場は、ベット中央に植える。尚、通路等の未消毒土壌を植穴に入れたり、鉢土の上にかぶせたりすることは絶対にしないこと。

 

□定植後の活着促進対策

1)萎れていなくても定植翌日の午前中に根元かん水(1回200cc/株)を行う。

2)定植後の10日間に株元かん水を3回以上行い活着を促進する。(2回に1回は液肥を混合)

3)活着後、本葉8〜10枚時に生育するまでは、株元かん水だけでなくベット肩付近のかん水や、マルチ内が乾燥していれば、株と株の中間に灌注機を利用してかん注する。

4)子づるの発生不良、葉色が淡い、生長点が弱い等の症状がみられる場合には、アミノキッポ400倍をかん注する。(根鉢のやや外側に圧力を弱くしてかん注する。)

                             

□病害虫防除

低温・降雨時には「黒星病」「斑点細菌病」が発生しやすくなるので、雨前予防散布しましょう。

 

1)星病、斑点細菌病等の防除

 キノンドーフロアブル、ジマンダイセン水和剤、トップジンM水和剤等 

     

2)うどんこ病の防除

 パンチョTF顆粒水和剤、ポリオキシンAL乳剤、カスミンボルドー、アフェットフロアブル等

 

3)アブラムシ類、アザミウマ類等の防除

 スミチオン乳剤、スピノエース等
                                     

 

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