〜〜ブロッコリー栽培情報〜〜
春ブロッコリーは2月から種まきが始まります。
ポイントを押さえ品質の良いブロッコリーをたくさん収穫しましょう!
<おすすめ品種と栽培暦>
・おはよう:種を播いて約95日程度で収穫でき、花蕾形状と色合いが良いブロッコリーです。
春作では茎の長さが短いのが特徴です。
・ウィンベル:種を播いて約105日程度で収穫できます。ビーズが細かいため花蕾は固く
樹もしっかり生育するため、ずっしりと重いブロッコリーが収穫できます。
★6月中旬以降の収穫になると、病害虫の発生が懸念されますので、極端な遅まきは避けましょう!
ポイント①:播種~定植までの温度管理
種まき後の管理
ブロッコリーは27℃前後が発芽適温です。徒長防止の為、発芽確認後は十分に光にあてます。
※育苗期間の目安温度
種まき後~発芽まで 27℃前後 ↓
発芽後~仮植まで 22℃ ↓ ◎ポイント
仮植後~定植前 10℃~15℃ ↓ 定植に向けて徐々に外の環境に慣らしていく。
ポイント②:定植のタイミング
定植適期の苗は、ピクセルでは本葉3枚程度、その他品種は本葉4枚程度が目安です。
定植時期は、出来るだけ圃場水分が確保されており(降雨後)、風のない暖かい日です!
定植後2~4日程度は天候が良いことが理想です。
ポイント③:追肥のタイミング
追肥は、本葉8枚(花蕾が出来る前)を目安に被覆資材を除去後速やかに実施しましょう。
追肥後は中耕を行うことで、根に酸素が与えられ、吸肥力が向上します!
ポイント④:病害虫防除
害虫(アブラムシ・ヨトウムシ)、病害(軟腐病)は蔓延してからでは手遅れです!
早めの防除を心がけましょう。
詳しい防除指導はお近くの支店営農担当者まで。
豆知識
<ブロッコリーの効能>
ブロッコリーには、カロテンやビタミン類が豊富に含まれており、風邪の予防や胃腸を
丈夫にする効果が期待できます。特に高血圧の人などにおすすめの野菜です!