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「福、笑い」本格栽培に向け

2021.02.17

「福、笑い」本格栽培に向け/県南地区栽培研究会が総会

 福島県のオリジナル水稲品種「福、笑い」の栽培に取り組む県南地区「福、笑い」栽培研究会が10日、2021年度からスタートを切る本格栽培を前にJA夢みなみの白河営農経済本店で総会を開きました。生産者登録要件であるGAP(農業生産工程管理)認証取得をクリアした生産者8人が新たにメンバーに加わり、21年度は11人で同研究会の配分面積4.6ヘクタールの作付けに臨みます。
 同研究会は20年3月、「福、笑い」の本格栽培を目指すJA夢みなみとJA東西しらかわ管内の生産者3人で発足しました。昨年は、1.4ヘクタールで「福、笑い」の先行栽培に取り組み、現地検討会を行うなどして栽培技術の研鑽に努めてきました。この日も総会後に栽培講習会を開き、玄米タンパク質含有率6.4%(水分15%換算)以下という基準をクリアするための施肥管理やカメムシ防除方法などを確認。今後も研修会等への参加を促しながら会員相互の情報共有を図り、21年産「福、笑い」の安定生産・販売を目指します。


「福、笑い」栽培における遵守事項などを確認する会員

 

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