県知事賞に鈴木源吉さん

　3月3日、第4回うまい米コンテストの表彰式を須賀川本店で開きました。ＪＡ管内の生産者が丹精して育てた自慢の米117点の中から天栄村の鈴木源吉さん（65）の「コシヒカリ」が県知事賞に輝きました。
　同コンテストは、稲作農家の生産意欲と良食味米の生産率向上を目的に毎年開催しており、審査は食味計によるアミロースとタンパク質、水分測定値の総合評価で行いました。
　県知事賞を受賞した鈴木さんは、米作り歴約40年で、8ヘクタールの圃場で「コシヒカリ」と「ひとめぼれ」を栽培しています。今回の受賞を受け、「農薬を極力減らして安全・安心な米作りを心掛けている。2年前から息子も手伝ってくれるようになり、今回の受賞を糧にさらにおいしい米づくりに励んでいきたい」と意欲を見せました。
　例年、200人規模で開催する水田振興大会の席上で表彰を行っていましたが、今年度はコロナ禍で同大会が中止となったため、上位受賞者5人の出席により小規模での表彰式を開きました。橋本組合長は、「良質米産地として、生産者の栽培技術と愛情が詰まったおいしい米を消費宣伝活動を通してＰＲしていきたい」とあいさつしました。

県知事賞以外の受賞者は以下のとおり。（支店名、品種）

▽岩瀬地方市町村会長賞＝円谷要（天栄、「コシヒカリ」）

▽西白河地方市町村会長賞＝鈴木清和（大信、「コシヒカリ」）

▽石川地方町村会長賞＝関根則雄（平田、「ひとめぼれ」）

▽ＪＡ全農福島県本部長賞＝矢内進（石川、「コシヒカリ」）
 

表彰を受ける鈴木さん（写真右）

表彰式に出席した受賞者と橋本組合長ら