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高品質保持へ生育状況確認

2023.07.18

「福、笑い」栽培検討会

 福島県のトップブランド米「福、笑い」の栽培に取り組む県南地区「福、笑い」研究会は7月13日、五箇サブ営農センターで栽培検討会を開きました。生産者や県南農林事務所、JA職員20人が参加し、生育状況や今後の管理について協議しました。
 同会の薄井惣吉会長は「消費者の信頼を得られるよう生産者一同徹底した栽培管理をしていこう」と挨拶しました。
 県南農林事務所の担当者は、これから1ヶ月程度は気温が高くなると予想しており、それに応じて水稲の生育ステージも平年より早まる可能性があると説明。幼穂の発育を小まめに観察し、追肥の可否と時期を間違えないように注意を促しました。
 検討会終了後、参加者は薄井会長の圃場で幼穂と葉色を確認しました。ここでは幼穂が見られず、今後も小まめな確認が必要と判断しました。JA担当者らは近日中に研究会員全員の圃場を巡回し、生育状況の確認作業を実施します。
 トップブランド米として高品質・良食味を確保するため、適切な栽培管理で収量の確保と玄米タンパク質含有率の目標達成を目指します。
 


                                幼穂を確認する様子

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