園児がアイガモ放鳥体験
中島幼稚園児97人は5月24日、藤田利春さんが所有する村内の水田124アールにアイガモ180羽を放鳥しました。藤田さんとしらかわ営農センターの職員が指導しました。
しらかわ地区稲作部会あいがも班の一員として、23年前からアイガモを利用した有機栽培に取り組んでいる藤田さんは、自然や生き物に触れることで豊かな感性を育んでほしいとの思いから、毎年JAと協力して放鳥体験を受け入れています。
園児は一人ずつ田んぼの前に進むと、藤田さんやJA職員、幼稚園の先生のサポートを受けながら水田に優しくアイガモを放しました。
藤田さんが「カモさんが田んぼの虫や草を食べておいしいお米作りのお手伝いをしてくれるんだよ」と説明すると、園児らは「いっぱい食べて大きくなってね」「いってらっしゃい。頑張ってね」とアイガモにエールを送っていました。
藤田さん(右)の手を借りながらアイガモのひなを放つ園児