4月7日、3月26日に発生した強風による被害を受け、須賀川本店で緊急対策会議を開きました。佐々木組合長をはじめとする当JA役職員14人が出席。被害状況や今後の対応策を共有し、被災農家支援策として農業用施設の復旧費用に対する一部助成を決めました。
管内の観測点では、白河市で26日午前11時に最大瞬間風速32.6メートルを観測。管内の被害状況は4月4日時点で、農業用施設が229件、農作物が36件となり、金額にして約5500万円に及んでいます。キュウリや水稲用のビニールハウスで被覆材の破損や倒壊が見られる他、農作物では定植直後のブロッコリーで芯折れなどの被害が散見されます。
会議では、被害状況の報告の他、復旧資材の手配状況や県中・県南農林事務所がまとめた被害農作物の対策技術情報などを確認。JAから購入した被覆資材とパイプハウス資材の代金(税抜き)に対して10%を上限に助成する要領を制定しました。
佐々木組合長は「関係機関とも連携し、被災農家の支援へ迅速に対応していきたい」と話しました。
被災農家への支援策を協議する出席者