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春ブロッコリー 有利販売へ連携

2025.04.23

春ブロッコリー販売対策会議

 4月22日、西郷村の東京第一ホテル新白河で春ブロッコリー販売対策会議を開きました。取引市場13社と生産者代表、各関係機関、当JA役職員の43人が出席。令和8年度からの「指定野菜」格上げも追い風に、産地と市場が連携して有利販売を目指すことを確認しました。
 当JAは全国でも有数のブロッコリー産地です。今年度は、定植期の3月26日に発生した強風により一部で被害が見られたものの、現在まで降霜の影響もなく概ね順調に生育しています。5月中旬から出荷量が増え始め、下旬から6月初旬にピークを迎える見込みです。
 会議では、令和7年度販売目標を4億480万円に掲げ、氷詰め発泡出荷による付加価値販売や予約相対取引、対面での消費宣伝活動などを強化して、販売価格の維持に努めることを申し合わせました。
 佐々木組合長は「生産量の維持拡大と高鮮度保持出荷の体制確立に努め、消費者に求められる産地を目指していきたい」とあいさつ。ブロッコリー専門部会の佐藤克也部会長は「生産コストが高騰する中、少しでも高値で販売してもらうことが生産意欲の向上につながる」と期待を込めました。
 市場担当者からは「ブロッコリーの付加価値は何といっても鮮度。品質の良い物を出荷してもらい、生産者の所得アップにつなげたい」といった力強い声が上がり、有利販売へ向けて活発な意見交換の場となりました。


有利販売に向け対策を協議する出席者

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