すかがわ岩瀬地区果樹協議会は5月16日、須賀川市越久地区の圃場で令和7年産梨の摘果講習会を開きました。生産者、関係者ら約40人が参加し、摘果のポイントと病害虫防除を学び、情報共有を図りました。
管内の「幸水」「豊水」の満開日は、平年よりやや早く、生育も順調に進んでいます。同協議会の渡辺英樹副会長は「今後の管理のために話をよく聞いて、今年も良い梨を作ろう」と挨拶しました。
講習会では須賀川農業普及所の渡邉ゆきの技師が、満開時期以降の摘果管理や病害虫防除について説明し、実演しながら指導しました。また、カメムシ類の発生や黒星病に効く薬剤についても説明がありました。
6月上旬には個人園地で指導会を行う予定。生育状況や病害虫対策などを確認し、梨の高品質安定生産を目指します。
普及所技師の実演を見学する参加者