中島村立中島幼稚園の園児93人は5月21日、藤田利春さんが所有する村内の水田124アールにアイガモ180羽を放鳥しました。藤田さんと中島支店の職員が指導しました。
　当JAしらかわ地区稲作部会あいがも班の一員として、24年前からアイガモを利用した有機栽培に取り組んでいる藤田さんは、自然や生き物に触れることで豊かな感性を育んでほしいと、毎年JAと協力して放鳥体験を受け入れています。
　園児は一人ずつ田んぼの前に進むと、藤田さんやJA職員、幼稚園の先生のサポートを受けながら水田に優しくアイガモのひなを放しました。
　藤田さんが「カモさんが田んぼの虫や草を食べておいしいお米作りのお手伝いをしてくれるんだよ」と説明すると、園児らは「いっぱい食べて大きくなってね」「頑張ってね」とアイガモにエールを送っていました。

藤田さん（右）らのサポートを受け、アイガモのひなを放つ園児

笑顔でアイガモのひなを水田に放つ園児ら