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「高原みどり」出荷規格を確認

2025.07.18

 いしかわ地区は7月15日、平田村の林業研修会館で令和7年度平田・玉川・古殿3地区合同サヤインゲン出荷目ぞろえ会を開きました。同3支店管内の生産者約35人が参加し、「高原みどり」の出荷規格を確認しました。
 まず、JA職員より令和6年度販売情勢について報告がありました。8月後半から9月にかけて数量が減り、単価が上がったことが確認されているため、長く採り、単価が高い時期に収穫量を確保することを目的に、3回に分けて播種するよう指導しました。
 県中農林事務所須賀川農業普及所の担当者からは栽培管理について、高温による花落ち軽減のため、かん水や葉面散布の実施を促しました。また現在までに、さび病やつる枯病など病害虫の発生も確認されています。雑草防除、葉かきなどの作業を行い、病害虫が発生しにくい環境づくりに努めるよう呼びかけました。
 目ぞろえでは、生産者が「高原みどり」の現物を見てそれぞれの等級を比較。箱詰めの方法や等級ごとの形状、色沢を確認しました。
 「高原みどり」は同3支店管内で栽培されている鮮やかな緑色が特徴のブランドサヤインゲンで、市場からも品質の良さが評価されています。今後も3地区の規格を統一し、品質の維持向上を図っていきます。


実際に手にして品質を確認する生産者

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