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ブロッコリー産地強化へ 予冷・製氷整備の増強工事始まる

2025.11.11

 中島集荷場で、大型予冷庫と製氷機設備の増強工事が始まりました。より高性能な設備の導入により、当JAの基幹品目であるブロッコリーの高鮮度保持出荷体制を強化。市場評価を高め、生産者の所得増大と生産性の向上、作付面積の維持・拡大を目指します。
 当JAは昭和63年に大型予冷庫、平成19年に新型真空予冷施設と製氷設備を整備し、全国有数のブロッコリー産地として成長してきました。一方で近年、経年劣化による予冷庫の能力低下や、既存の製氷機の処理能力では市場からの発泡氷詰めでの出荷ニーズに追いつかない状況が続き、喫緊の課題となっていました。今回の新設備導入により、高性能予冷が可能となり保管量も増大する他、製氷能力は既存の2倍にパワーアップします。
 11月6日には同集荷場で安全祈願祭を行い、施工業者やJA役職員ら18人が出席。丸山組合長ら代表者が地鎮の儀や玉串の奉奠を行い、工事の安全を祈願しました。
 丸山組合長は「市場のニーズに対応し、優位性を高めることで生産者の所得向上と産地の維持に努めていく」と挨拶しました。
 増強工事は令和8年年2月に完了し、春ブロッコリーの出荷が始まる同年5月から稼働する予定です。


地鎮の儀を行い工事の安全を祈願する丸山組合長

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