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塚目さんら8人金賞 須賀川で福島県の「うまい米」決定戦

2025.11.18

 令和8年12月に須賀川市で開催される国内最大級の米の品評会「米・食味分析鑑定コンクール国際大会in須賀川岩瀬」に向けたプレ大会が11月16日、市民交流センターtetteで開かれ、塚目剛さん(天栄村)ら8人が金賞に輝きました。
 大会実行委員会が主催。実行委員長の大寺正晃市長は「本大会に向け、県産米のブランド力と品質の向上に努め、おいしさをPRしていきたい」と挨拶し、米・食味鑑定士協会の鈴木秀之会長が「コンクールが福島の風評払拭と復興の礎となることを期待している」と述べました。
 県内から寄せられた279点から食味値・味度値を機械で測定し、好成績の20点が2次審査に進みました。最終審査では、同協会会員、岩瀬農業高校の生徒ら18人が食感や香り、大きさなどを評価し、得票数で金賞8点と優秀賞12点を決めました。
 最多得票だった塚目さんは「10年近く土壌改良してきた事や無農薬で作った米が評価され、とても嬉しい。福島が米の産地としてもっと知られる地域にしたい」と意気込みました。
 会場には農産品や特産品の販売コーナー、ノミネート米試食コーナーを設置。当JAのブースでは、「コシヒカリ」玄米の等級当てと品種鑑定のクイズを用意し、ひっきりなしに挑戦者が現れ、悩みながら答えを出していました。

金賞に輝いた出品者ら

クイズに挑戦する観覧者

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