マネジメントゲーム研修会

　12月9日、白河営農経済本店でマネジメントゲーム研修会を開き、管内の生産者とJA営農担当職員13人が参加しました。同研修会は、JA福島中央会の農業後継者育英基金を活用した新規就農者研修事業の一つで、今回で3回目の開催。農業経営を疑似体験し、経営戦略・方針の設定や利益志向の考え方を学び、より実践的な能力を習得するのが狙いです。
　講師に（株）戦略MG研究所の白城真也氏を招き、研修はボードゲーム形式で行いました。昨年度までは一般用のボードゲームを用いていましたが、今年度からは農業用のボードゲームを使用。参加者は、より実践に近い形でスキルを学びました。
　参加者は架空の会社を設立し、材料の仕入れから商品の販売、決算作業のビジネスサイクルを回しながら業績を競い合い、リアルな疑似体験を楽しみながら経営スキルを高めました。
　研修会では時折、参加者同士で相談し合いながら、経営に頭を悩ませる様子が見られました。

ゲーム形式でスキルを学ぶ参加者