相乗効果を発揮していく　-石川地方農業振興大会-

　石川郡の5町村と農業関係団体で構成する石川地方農業振興協議会は2月12日、石川地方農業振興大会を石川町のホテル松多屋で開催し、生産者、各地区の町村長や関係機関、女性部、青年連盟など約250人が参加しました。

　大会では、当会の岡部喜市郎会長が「今後の課題として飼料米の地産地消、稲作と畜産の連携により経営安定を図ることが重要である」とあいさつしました。

　「28年産あぶくま太陽米コンテスト」の表彰式では、受賞者２０人に表彰状を手渡しました。コンテストでは、美味しい・売れる米作りを推奨し、風評を払拭し米の消費拡大を目的としています。あぶくま石川地区管内から76点の応募があり橋本組合長や女性部長らが審査員となり実際に試食し入賞者を決めました。

　また、福島大学の林薫平教授の基調講演も行われ、JAが合併し販売力や経営力が拡大したのを最大限に活用し、夢みなみ管内全体で相乗効果を発揮することで農業・農村の活性化をしていくことが重要など話しました。

　会場内では受賞された方々の米の展示、いしかわ牛の販売、いしかわ牛汁やあぶくま太陽米で作ったおにぎりの試食も行われ参加者は地元の食材の美味しさを改めて感じていました。

【受賞者一覧】（敬称略）

○良食味の部○

石川地方農業振興協議会長賞（最高金賞最上位）

　兼子　長一「コシヒカリ」（浅川町）

最高金賞

　我妻　慶和「コシヒカリ」（浅川町）／角田　守之「コシヒカリ」（玉川村）／八旗　正紀「コシヒカリ」（浅川町）／八木沼　源一「コシヒカリ」（浅川町）

金賞

　角田　正之「コシヒカリ」（浅川町）／小室　勝弘「コシヒカリ」（浅川町）／矢部　玄幸「コシヒカリ」（玉川村）／岡部　和子「コシヒカリ」（浅川町）／矢吹　源重「コシヒカリ」（玉川村）／佐川　健二「コシヒカリ」（浅川町）／八代　敏彦「コシヒカリ」（浅川町）／荒川　一寿「コシヒカリ」（古殿町）／佐川　英雄「コシヒカリ」（浅川町）／大山　正雄「ひとめぼれ」（平田村）

○玄米形質の部○

特別賞

　舘　岩夫「ひとめぼれ」（平田村）／有賀　実「コシヒカリ」（石川町）／車田　覚藏「コシヒカリ」（玉川村）／三本松　好徳「ひとめぼれ」（平田村）／水野　久「コシヒカリ」（古殿町）

石川地方農業振興協議会長賞を受賞した兼子さん

「あぶくま太陽米コンテスト」受賞者たち