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ハトムギ栽培 現地で研修

2017.08.31

ハトムギ栽培 現地で研修 ―全国ハトムギ生産技術協議会―

 全国ハトムギ生産技術協議会の夏期現地研修会が8月21日、泉崎村と当JA営農経済本店セレモニーホールで開かれ、九州など全国からハトムギ生産団体、加工品メーカー、と当JA役職員ら83人が参加しました。

 参加者は泉崎村内の栽培圃場を見学し、泉崎支店営農生活課の鈴木一課長が概況や生育状況、栽培試験の取組みなどを説明しました。また、6次化商品開発について、お茶やせんべい、化粧品のほか、今年は新たにハトムギの酢を販売する計画を担当者が説明しました。

 小室信一代表理事専務はあいさつで、「当JA管内は東北で最大の栽培産地。今後も品質向上と6次化商品開発に力を入れたい」と意気込みを述べました。

 同協議会手塚隆久会長は「ハトムギは消費者からの需要が高いが、生産者の高齢化や安定した生産性の確保など課題は多い」とハトムギを巡る情勢について話しました。

 当JAでは昭和55年から転作作物として導入を進め、品種「あきしずく」の栽培に取り組んでいます。平成24年からハトムギ部会を設立し、高品質、安定多収の栽培方法の確立を図ってきました。

 現在、管内のしらかわ地区における作付面積は約17ヘクタール、生産者は17戸。今年はすかがわ岩瀬地区でも1戸の生産者が26㌃に新たに作付けています。


ハトムギの圃場を見学する参加者ら

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