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すかがわ岩瀬地区野菜協議会大東支部直販部会 JGAP認証取得

2018.10.31

すかがわ岩瀬地区野菜協議会大東支部直販部会 JGAP認証取得!

 

10月22日、須賀川市の夢みなみ農業協同組合すかがわ岩瀬地区野菜協議会大東支部直販部会(関根広重部会長)は、同JAの橋本正和代表理事組合長へ9月29日にJGAP(農業生産工程管理)認証取得したことを報告しました。JGAP(農業生産工程管理)認証取得のキュウリ単独での団体認証は国内で初めてで、当JAでは3つ目のJGAP認証取得となります。

 2017年9月から県の第三者認証GAP取得等促進事業及び須賀川市の農産物ブランド化推進事業を活用。9月から2018年3月までに4回のコンサルを受け、食の安全面や労働環境・生産工程の危険リスクなどを確認しました。農場内の整理整頓、農薬使用時などの安全面等改善を図り、8月に審査機関による審査を受けました。

 部会長の関根さんは「JAの担い手職員の協力の下、勉強熱心なメンバーと一緒に勉強会を何度も行って理解と足並みを揃えることで、JGAP認証を取得できた」と述べ、橋本組合長は、「JGAP認証取得をきっかけに、岩瀬キュウリの安全安心をPRし、さらに風評払拭できる役割を担ってほしい」と話しました。

同直販部会は2007年(平成19年)に結成し、栽培面積は659.4㌃で、促成・露地・抑制キュウリを栽培している団体。JGAP指導員・産地リーダーを4つの班に分けて農場を巡回し取得に向け、細かく認識し合いながら取り組みました。管理マニュアルを遵守し安全で安心なキュウリの出荷を続け、今後は東京オリンピック・パラリンピックに提供される食材に選ばれることを目標に掲げました。

 また同JAすかがわ岩瀬地区では、第三者が認める安全・安心の基準が求められると考え、全ての出荷物に対して生産者全員に簡易的チェックシートを活用してもらうことでリスク排除や作業の安全確認を徹底。JA担い手支援課職員・営農指導員GAPに対する知識向上を図り、JGAP指導員や産地リーダーの育成を進めました。平行して生産者のための研修会や直販部会独自のGAP管理マニュアルの作成・配布も行っています。

 23日にはJGAP認証報告会を支店会議室で開催し、認証を受けた生産者17名が参加しました。

 

橋本組合長(右から2番目)へJGAP認証取得の報告をした関根部会長(中央)ら

認証取得した部会員のみなさんと関係者

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