いもち病などの防除徹底呼びかけ／ＪＡ夢みなみしらかわ地区水稲あぜ道講習会

　ＪＡ夢みなみしらかわ地区は、７月５日にしらかわ地区支店管内の35か所で水稲あぜ道講習会を実施しました。水稲の追肥カメムシなどの防除の時期に合わせ適期施肥・防除の徹底を呼びかけ、管内水稲の品質向上と生産者の所得増大を目的に取り組んでいます。

　講習会では、営農指導員より水稲の生育概況や今後の天候について案内し、当面の栽培管理として「出穂20日前までの中干しを終わらせる。また昨年に比べ涼しい日が続くことが予想されるので、７月中旬以降の水管理に注意して、寒さから稲を守ってください」と指導しました。また、肥料・農薬メーカー担当者より加里の追肥タイミングや、いもち病やカメムシの防除方法として、追肥や収穫時期に合せた薬剤の散布時期・使用量についての説明し、県南農林事務所の担当者やＪＡ職員も生産者からの質問に対してアドバイスを行った。生産者からは「昨年と天候が違うため、管理方法を確認できてよかった」と、今後の栽培管理について理解を深めていました。

指導員の話を聞き水稲の生育状況を確認する参加者