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秋冬統一ニラ目揃い会

2019.12.16

生産者ごとの品質統一をはかる/秋冬統一ニラ目揃い会

 

 すかがわ地区は、12月12日、須賀川市のきゅうりん館で秋冬ニラ統一目揃い会を行い、ニラ部会役員や須賀川農業普及所、市場関係者、JA職員ら18人が参加しました。生産者ごとの品質のばらつきを反省し、同部会役員や各支店の担当者に品質統一の徹底を呼び掛けました。

 

 市場担当者とJA担当者から、販売情勢について説明があり、現在の数量は朝晩の冷え込みにより昨年より2割強減少し、一日に250~300ケース(1ケース=5kg)の出荷となっていますが、葉菜類への引き合いは強い状況で、関東産の入荷量も少ないことから強含みでの販売となっています。須賀川農業普及所の担当者からは栽培管理について、今年は6、7月の日照不足の影響で生育不足の傾向にあることから、特に1年株については温度管理に注意し、収穫までの期間でなるべく光合成をさせるようアドバイスを受けました。

 目揃い会では各支店から主な栽培品種である「ワンダーグリーンベルト」を持ち寄り、長さや葉幅、量目を査定し、市場担当者から、はかまをとる下処理が甘いことなどが指摘されました。JA担当者は「今年度も注意点があれば写真等で迅速に周知し、高品質出荷に努めていく」と話していました。

ニラの査定をする市場関係者

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