地域と協力し選ばれる産地を目指そうと意識統一

JA夢みなみは、2月12日に水田振興大会を白河営農経済本店で開催しました。生産者と市町村関係者、県南農林事務所、東北農政局、JA役職員180人がが一堂に会し、2020年度の水田農業に関し「地域の協力により、力強い選ばれる産地を目指そう」「水田活用米穀の取り組み拡大により、所得の維持・向上に努めよう」「多収性品種への作付転換を推進し、10aあたりでの所得向上に取り組もう」を大会スローガンに掲げ、意思の統一を図りました。
橋本正和代表理事組合長は「昨年はJAおきなわ、マックスバリュ東海でトップセールスを開催できた。JAでは需要に合った供給に向け、県、各市町村、農業再生協議会と連携し、生産調整に取り組んで参りますので、生産者の皆様には趣旨ご理解の上、ご協力をお願いします」と述べました。また、第3回うまい米コンテストの表彰式が行われ、長沼支店管内の味戸一浩さんが県知事賞を受賞しました。
東北農政局と全農福島県本部より20年度米政策、多収性品種・輸出米の取り組みについて、米穀課担当職員より栽培計画並びに販売計画について説明が行われました。20年度集荷目標538,300俵とし、それに対する生産取り組みと米集荷に向けた奨励措置などについて共有が図られました。その後、『どうなる、どうするこれからの農業・農村・地域』と題し、福島大学食農学類の守友裕一教授の講演が行われました。

『第3回うまい米コンテスト』の受賞者は次の通り。【敬称略（内は、支店と品種）】
▽県知事賞＝味戸 一浩（長沼・コシヒカリ）
▽石川地方町村会長賞＝中村 進（石川・コシヒカリ）
▽西白河地方市町村会長賞＝本宮 秀勝（東・コシヒカリ）
▽岩瀬地方市町村会長賞＝石塚 喜吉（天栄・コシヒカリ）
▽JA全農福島 県本部長賞＝溝井 裕（大東・コシヒカリ）
▽組合長賞（優秀賞）＝上妻 清（岩瀬・コシヒカリ）/あぐりネット福島（古殿・コシヒカリ）/国井 保雄（大信・コシヒカリ）
▽組合長賞（優良賞）＝大賀 功（稲田・コシヒカリ）/大山 正雄（平田・ひとめぼれ）/箭内清和（泉崎・コシヒカリ）
▽組合長賞（努力賞）＝影山 孝（仁井田・コシヒカリ）/鈴木 照男（玉川・コシヒカリ）/宮本 泰芳（中島・コシヒカリ）
▽優良組合員表彰＝安藤 義美（東部）、樽川 浩一（西袋）、宗方 一美（仁井田）、橋本満男（稲田）、村越 豊（大東）、橋本 一衛（長沼）、吉田 栄作（鏡石）、坂本 兼一（岩瀬）、円谷 要（天栄）、斉藤 久（白河）、白岩 貴（西郷）、吉田 義勝（東）、木野内 悟（泉崎）、近藤 和亮（中島）、株式会社トロピカルトマト（三神）、永野 武和（大信）、二瓶 兼明（石川）、吉田 今朝雄（玉川）、矢吹 誠治（平田）、小濃 秋男（浅川）、石井 利行（古殿）

県知事賞を受賞した味戸さん