町村一体となって対策を  ／ 石川地方鳥獣被害防止対策協議会通常総会

 ７月１７日、JA夢みなみいしかわ地区はいしかわ支援課で、令和２年度石川地方鳥獣被害防止対策協議会通常総会を開催し、管内市町村関係者、JA役職員ら１４人が出席しました。農産物における鳥獣被害は年々深刻となっており、個人での対応では不十分であり、地域での取り組が必要不可欠となっています。
　岡部喜市郎代表理事専務は「収穫時期になると動物に食べられてしまう。農家の意欲低下にもつながる。何としてでも町村一体となって被害を抑えていく必要がある」と挨拶。当会武藤伝会長は「動物も年々賢くなっている。対策技術が追い付かなくなっているのが現状であり、新しい技術を考えるためにも農家の皆さんの意見が必要」と述べました。
　総会では、平成３０年及び令和元年度事業報告並びに収支決算承認について、規約の一部改正、令和２年度事業計画（案）並びに収支予算（案）の承認など４つの議案が原案通り承認されました。なお、役員改選も行われ、会長に武藤伝さんが再任しました。

新役員 （敬称略）
会 長：武藤 伝
副会長：吉田 久夫
監 事：溝井 浩一
監 事：大方 憲