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交通安全教室

2020.08.24

交通事故をリアルに再現/須賀川市立仁井田中学校 交通安全教室

 JA夢みなみ共済部は8月21日、須賀川市立仁井田中学校で交通安全教室を行いました。JA共済連福島、福島県警察本部、須賀川警察署、(有)スーパードライバーズが協力し、スタントマンによる自転車交通事故のリアルな再現が行われ、生徒153人が事故の危険性を疑似体験しました。自転車の利用が多い中学生に交通事故の危険性を理解してもらい、次世代を担う子供たちの育成と安全な生活環境づくりを目的に開催。

 昨年発生した事故において、中高生の交通事故被害は、歩行中が12.6%、自転車利用中が62.8%、四輪車乗車中が23.8%となっていて、自転車運転中での受傷者の多くは、通学中に事故にあっている状況にあります。

 プロのスタントマンによるスマートフォンを使いながらの自転車運転、あおり運転などが原因で起こる事故の実演が始まると、目の前で起こる事故の衝撃と迫力に悲鳴が上がりました。スタントマンは「事故の被害者、加害者ともに家族は悲しみの中で生きていくことになります」と事故の実話を交えながら、体を張った実演で事故の恐ろしさを伝え、交通ルールの理解を呼び掛けました。生徒たちは日常の自転車運転が違反ではないか、危険な運転ではなかったかを見直し、ルールやマナー違反が交通事故を招くことを身をもって実感しました。


写真=交通事故場面を実演するスタントマン(21日、須賀川市)

 

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