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きゅうりに優しい選果場へ生まれ変わる

2020.10.16

きゅうりに優しい選果場へ生まれ変わる/きゅうりん館工事安全祈願際


 農畜産物集出荷貯蔵施設「きゅうりん館」の既設プラント解体並び新設工事にともない、10月14日、工事安全祈願祭を行いました。平成8年から24年間稼働し続けた選果施設は、解体・新設工事を行い、令和3年3月末の完成を目指し、5月より促成きゅうりの選果を皮切りに本稼働していく予定です。
 長年の稼働によって経年劣化が著しく、近年は都度修繕しながら運用していましたが、修理不能の設備や機材の増加・システムの更新が難しくなってきたことから、国庫補助の産地パワーアップ事業を活用し、8億5,370万円の費用をかけて施工。今回の設備更新によって、従来の選果ラインで採用していたコンベアを利用した傾斜方式のラインに代わり、コンベアを排した水平移載方式を新たに採用しました。キュウリの転がりが少なくなることで、キズがつきにくく、鮮度を示すイボも取れにくい、「きゅうりにやさしい選果」を実現し、高品質・高単価なきゅうりの出荷・販売が可能になります。
 安全祈願祭には、関係者25人が参加し、きゅうりん館荷受け場で関係者代表が玉串を奉奠、御神酒で乾杯をし、工事が安全に行われることを願いました。橋本組合長は「関係者の皆様にはご尽力を願いたい。新選果場の設立により農家所得向上と、新規生産者確保により作付面積を増やし、全国でも有数のきゅうり産地の維持拡大を図っていく」と述べました。


御神酒拝戴をする出席者

 

挨拶をする橋本組合長

 

玉串を奉奠する池田常務

 

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