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あんぽ柿生産研究会表敬訪問

2020.12.22

あんぽ柿の作柄を須賀川市長へ報告/あんぽ柿生産研究会表敬訪問

 あんぽ柿生産研究会の相楽芳男会長と並木幸雄副会長は18日、須賀川市内東部地区で生産が盛んなあんぽ柿のPRのため須賀川市役所で橋本克也市長に2020年産のあんぽ柿を贈呈し、作柄や現状の報告をしました。
 10月下旬から11月上旬にかけて蜂屋柿を収穫し、一週間~10日程寝かせて熟した後、皮を剥き、硫黄で燻製して殺菌してから風通しの良い干場へ吊るします。収穫してからあんぽ柿が出来るまでには40~50日要します。単純に干しただけの干し柿は、時間の経過とともに乾燥が進み、黒く硬くなっていくのが特徴ですが、あんぽ柿は硫黄で燻製してから乾燥させるので、柔らかくジューシーな食感が特徴。
 同研究会は、1999年3月から柿の加工を始め、現在、市場を通じて全国各地へ年間約10トンの出荷を行っています。13戸、26人で組織されていますが、後継者不足が課題になっているということです。
 相楽さんは「今年は収量も多く、乾燥が順調に進み良い出来になった」と橋本市長に報告。橋本市長は「同研究会は今年度の農業賞も受賞し、長年の取組みが評価され、素晴らしい。あんぽ柿は、自然の甘さだけなのに、非常に甘くて美味しい」と話しました。

 


 

相楽会長(右から2人目)と並木副会長(右から4人目)からあんぽ柿を受取る橋本市長(中央)

 

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