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ほろ苦い風味が季節を先取り 「ふきのとう」

2021.01.20

ほろ苦い風味が季節を先取り 「ふきのとう」/ふきのとう出荷目揃い会

 いしかわ地区は13日、ふきのとう出荷目揃い会を古殿支店で開催し、生産者やJAの職員ら10人が参加しました。栽培と収穫の注意点や出荷規格を確認しました。今年のふきのとうは、秋から冬にかけ気温が高かったため小ぶりとなっていますが、形や味は上々の出来で、ほろ苦い風味が季節を感じさせます。

 例年であれば、高品質な福島県産のふきのとうが季節感の先取りとして、飲食店などから人気を集め需要が高まりますが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で需要が低迷。現在は青果店や量販店中心の販売となっており、オンラインでふきのとうのレシピを紹介し消費拡大を図っていく手段も検討中で、参加した生産者からは「インターネットを利用した販売方法はどうか」などの要望が出されました。

 東京都中央市場における12月の平均単価は2,954円(1箱2kg)で前年比98.4%となっています。

 JAの販売担当者は「生産者へ市場状況をこまめに報告し、ニーズにあった販売方法で取り組んでいきましょう」と意気込みを示しました。ふきのとうは1月下旬より出荷最盛期を迎え、福島県内を中心に出荷を予定しています。

規格を確認している生産者とJA職員

 

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