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開葯作業 開花は例年より10日ほど早め

2021.04.06

開葯作業 開花は例年より10日ほど早め/開葯作業

 東部支店敷地内の施設で果樹の人工授粉用の花粉を取り出す開葯作業が連日行われています。4月2日から開葯作業が始まりましたが、今年は例年より7~10日程開花が早まっており、現在は梨、リンゴ、サクランボの開葯作業を行っています。
 作業は生産者が持ち込んだ花粉用の花を採葯器にかけて花びらなどを取り除きます。その後、花糸、雄しべ、雌しべなどをふるいにかけて葯を残し、採取した葯を約27~28度の温度条件下で開葯器にかけると花粉が取り出されます。生産者は、梵天(ぼんてん)などを使って開花した花の柱頭に花粉をつけます。開葯作業を行うことによって、結実の安定や果実の高品質生産が見込めます。
 施設には約68戸の農家が梨の豊水、二十世紀、松島やリンゴのつがる、王林、ふじポン、サクランボの紅さやか、ナポレオンなどの品種の花蕾を持ち込んでいます。


写真=開葯作業を行う作業員

 

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