トピックス

きゅうりん館プラント新設工事竣工式

2021.04.26

キュウリ拠点新たに稼働/きゅうりん館プラント新設工事竣工式

 4月22日、農畜産物集出荷貯蔵施設(きゅうりん館)プラント新設工事竣工式を開きました。全国でも有数の春・夏秋キュウリの産地である当JA管内で平成8年に設立されましたが、経年劣化が著しく、産地生産基盤パワーアップ事業を活用して選果設備を一新。キュウリの生産振興の拠点として4月28日から本格稼働を始めます。
 新設したプラントには、イボ落ち、傷の発生を極力抑えたキュウリにやさしい無落差無転倒方式、高速仕分け装置を新設し、選果機の処理能力は一日あたり10,500ケース(一ケース5キロ)、52.5トン。さらに最新の空調冷熱管理システムを装備した予冷庫も導入し、鮮度保持に最適な環境で品質の劣化を防ぎ、均一化を実現。
 高品質なキュウリの安定供給が可能になったことで、市場評価の向上が期待でき、更には従来の市場出荷に加え県内外の量販店等への市場外出荷の拡大を図るなどし、農家所得及び作付面積を増やし、全国でも有数のキュウリ産地として維持拡大を目指します。
 竣工式には行政関係者、施工業者など76人の関係者が出席し、神事をして完成を祝った。橋本組合長は「組合員並びに利用者の拠り所として、皆様の負託に応え地域農業振興に最大限貢献出来るよう努めて参りたい」と挨拶。
 きゅうりん館利用者240人の栽培面積は現在、露地栽培キュウリ31ヘクタール、施設栽培キュウリ19ヘクタール。令和3年度は3,452トンの出荷を目指します。

 

写真=稼働のスイッチを押す橋本組合長ら

 

Page Top