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凍霜被害現状把握へ

2021.05.12

凍霜被害 現状把握へ/常勤役員圃場を視察

 5月7日、4月中旬の低温に伴う降霜で被害にあった果樹の現状を把握するため、橋本組合長がすかがわ地区、しらかわ地区の生産者圃場を視察しました。
 このうち、特に被害が大きかったすかがわ地区の東部支店管内では小黒辰次さんの圃場を視察。小室専務、岡部専務らも参加し、営農担当者から被害状況の報告を受けました。
 りんご1.2㏊を作付けする小黒さんは、約9割の花が降霜被害に遭い結実しない状態になり、残りの1割が結実しても果実の表面に傷が残る可能性があるため、品質などへの影響が懸念されます。小黒さんは、2019年に発生した台風19号で圃場が浸水被害に遭っており、復旧してわずか2年での甚大な霜被害に「どうにもできない。」と肩を落とまし。
 

 橋本組合長は「残った果実を一つでも多く収穫できるようにJAと関係機関が連携し、速やかに対応をしていく。品質などを考慮し、積極的に販売店に売り込みをしていく」と考えを示しました。また、防霜ファンの設置なども視野に入れ、生産者の支援に前向きな姿勢を見せました。

 当JAの果樹の総面積は270ヘクタールで、そのうち140ヘクタールが降霜被害を受けました。

写真=傷の花を確認する橋本組合長

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