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国会議員が現地を視察

2021.05.12

国会議員が現地を視察/4月11日降霜被害現地調査

 国会議員の上杉謙太郎衆院議員が4月30日、4月11日の降霜による農業被害の現地視察で須賀川市と石川町を訪れ、梨、リンゴ、桃園地を視察しました。
 上杉議員は、生産者やJA担当者から各地区の被害について報告を受けました。同JA管内のリンゴ、梨、桃についてはめしべが褐変してしまい、結実しない状態となり、褐変していないめしべでも、実の表面に傷が残る等、正常果にならない可能性もあり、品質への影響が懸念されます。また、東部支店管内特産品であるあんぽ柿の原料となる柿についても9割程の甚大な被害を受けており、今年産の原料不足が確実な状況です。当JA管内の果樹被害は4月30日現在で、被害面積140ヘクタール、被害率は52.1%であり、今年産果樹の大幅な出荷量減少が見込まれます。
 生産者は「近年の気候変動により、毎年のように霜に悩まされている。防霜ファンを設置したいので、助成があれば助かる」と要望し、上杉議員は「農業を辞めてしまう人が出ないように、県とJAの意見をまとめて補助金の支援等、農林水産省に提出する」と経済的な支援を行う考えを示しました。
 今後JAでは、摘果を遅らせ1つでも多くの果実の結実を確保できるよう農家巡回を行うとともに、補助事業の活用を進めていく考えです。

写真=被害状況を確認する上杉議員と生産者

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