新プラント本格稼働 ブランド化期待／きゅうりん館選果開始式

　農産物集出荷貯蔵施設「きゅうりん館」が４月２８日より本格稼働しました。老朽化に伴い選果設備を一新させ、無落差無転倒方式を採用したことで、傷がつきにくく、鮮度を示すいぼも取れにくい「キュウリに優しい選果」を実現。促成物の出荷を前に、利用者約３００人が施設見学を行った他、選果作業員に対し選果技術講習会を開催するなど本稼働への準備が進められてきました。
　橋本組合長は「より丁寧に慎重に選果作業を行うことで、高品質なキュウリの出荷が可能になる。全国でも有数のキュウリ産地としてブランド化を図っていきたい」と期待を寄せました。

写真＝選果を行う作業員