トピックス

受粉作業省力化

2021.05.20

果樹授粉用ミツバチ設置 授粉作業省力化

 しらかわ地区果樹部会は、果樹類の授粉作業の省力化を目的として果樹園内にミツバチの巣箱設置を行っています。梨、リンゴの開花期にあわせて今年度は4月10日より約20日間を目安に、28箱を各生産者の各圃場へ設置しました。
 ミツバチの訪花範囲は、約2から3kmとされており1巣箱で広範囲が可能になります。また、果樹類の授粉作業は、果樹栽培において収量確保、果実品質向上に最も重要な作業なりますが、生産者にとってはかなり労力がかかるため、ミツバチを利用することにより省力が期待されます。
 生産者は「今年度は各樹種共に開花が早く、晩霜の被害が心配ではあるが、ミツバチの力を借りて着果確保が出来れば」と語りました。


写真=巣箱を搬入する生産者(白河市)

Page Top