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水稲生育調査スタート

2021.06.09

営農指導に活用/水稲生育調査スタート

 水稲の生育ステージに応じて定期的に草丈や茎数、葉の色などを定点観測する生育調査を行っています。同JAしらかわ地区では、8月中旬までに7支店管内から選定した「コシヒカリ」「ひとめぼれ」「天のつぶ」「つくばSD2号」「福、笑い」の5品種、9カ所のほ場で計6回の調査を予定しており、収集したデータからその年の傾向を把握し品質向上に向けた営農指導に役立てていきます。
 5月28日には、同地区にて今年1回目となる栽植密度調査を行いました。調査は、県南農林事務所職員と同地区営農センターの営農指導員ら11人で実施。白河市五箇地区のほ場で調査区画の選定方法や調査項目・方法を全員で確認した後、3班に分かれて各ほ場の株間や畝間、草丈、葉齢などを測定して回りました。
 同日、調査結果をもとに今後の指導につなげるための検討会も開きました。営農指導員が自分の担当する地区以外の水田を見ることで情報を共有化し、技術の向上と指導員のレベルアップを図る狙いもあります。
 一斉調査の結果、今年度の生育は今のところ平年並みで推移。今後、雑草対策相談会などを開催し、生産者に雑草防除の徹底を呼びかけていきます。

 

写真=調査方法を確認し合う営農指導員ら

 

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