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JA夢みなみしらかわ女性部×JAやつしろ女性部 オンラインで交流

2021.08.02


オンラインで交流/JA夢みなみしらかわ女性部×JAやつしろ女性部

 しらかわ女性部は7月26日、熊本県のJAやつしろ女性部とのオンライン交流会を白河営農経済本店で開きました。交流会には、両女性部の支部長ら29人が参加。スクリーン越しに郷土料理作りやオンラインツアーなどを楽しみ、交流を深めました。
 きっかけは、(株)農協観光熊本支店が、Withコロナ時代における新たな取り組みとして企画した交流会に、同社郡山支店が賛同したことで、両支店でも初の試み。両女性部がある白河市と熊本市には、10年前の東日本大震災で被災した小峰城と、5年前の熊本地震で被災した熊本城の石垣の復旧という点において、文化財の保存や修復でつながりがあったことが、交流会の実現を後押ししました。
 料理教室では、両県の郷土料理である「いかにんじん」と「からしレンコン」、そしてJAやつしろで生産が盛んというオクラを使った「オクラ佃煮」の3品を調理。調理する手元を小型カメラで撮影しながら、レシピとおいしく作るコツなどを教え合い、3品を完成させました。また、両女性部による活動発表や、「熊本城石垣復旧について」と題した講演会も行われ、熊本城総合事務所の網田龍生所長が、白河市の支援により小峰城の経験が熊本城の修復作業にも活かされたことを紹介しました。
 オンラインツアーでは、現地のバスガイドの案内により画面越しにそれぞれの県の名所を観光。途中、熊本城内にある加藤神社のおみくじを実際に引いたり、じゃんけん大会をする場面もあり、参加者は本当にバスツアーに行った気分を味わいました。
 しらかわ女性部の鈴木ハル江部長は「今度は画面越しではなく、実際に交流できる日を願っている。今回のような形式でも、少しずつ地域を超えた交流を増やしていきたい」とあいさつし、JAやつしろ女性部との再会も誓いました。

 

写真=画面越しに「からしレンコン」の作り方を教わる参加者

 

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