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降ひょう被害で災害対策本部設置

2022.06.06

降ひょう被害把握へ現地調査/災害対策本部を設置

 

 JA夢みなみは6月4日、2日と3日に発生した降ひょう被害を受け、佐々木組合長を本部長とする農作物異常気象災害対策本部を須賀川本店に設置しました。被害は、リンゴ、桃、梨などの果樹品目で約59ha、露地キュウリ、ナスなどの園芸品目で約7haに及びます。現在も調査中で、被害面積は今後さらに拡大するものと見られます。
 同日開催した対策会議では、県中農林事務所須賀川普及所から、被害程度別の樹勢回復対策や病害虫防除の技術情報が提供されました。露地キュウリについては、生長点まで被害を受けており、植え替えが必要な圃場もあると報告されました。今後も被害状況の把握と情報の共有に努め、被害を最小限に抑えるための巡回指導などに役立てていきます。
 会議終了後には、常勤役員らが被災した圃場の現地調査を行いました。梨生産者からは、収穫時の変形や傷果等の品質低下が懸念されることから、販売に対する支援を要望する声が聞かれました。佐々木組合長は「被災農家が営農継続できるように、国や県と連携しながらJAとしてできる限り支援していく」と話しました。

 


写真1=農作物異常気象災害対策本部の看板を設置する常勤役員

 


写真2=被害を受けた果樹園を調査する佐々木組合長(左)ら

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