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梨「幸水」が出番

2022.08.23

梨「幸水」合同目揃会

 JA夢みなみは8月17日、すかがわ地区の東部果実選果場「あぐりフルーツ館」で19日の初出荷を前に、管内3地区合同の梨「幸水」目揃会を開きました。各地区の生産者や県中・県南農林事務所、JA役職員ら27人が参加し、持ち寄った梨を並べて形状や色、キズの具合など出荷基準を確認しました。
 本年度、JA管内の梨の生育状況は春まではおおむね順調。しかし、6月上旬の降ひょうで約50haの被害を受けました。
 同JA果樹連絡協議会の郷隆会長は「全体的に降ひょうの被害が大きくみられるが、例年並みの出荷量が見込まれている。また、今のところ病害虫の発生も抑えられているため、今後の天候に気をつけて品質向上に努めてほしい」と挨拶しました。
 目揃会では、県南農林事務所から作柄状況、JA全農福島から市場情勢について説明があり、生産者は、階級ごとに並べられた梨を手に取りながら、JA職員と一緒に選果基準の確認や出来栄えについて話し合いました。
 併せて、JA各地区の担当職員より選果計画および販売方針について説明。今シーズンは「幸水」を60,900ケース(1ケース10kg)、梨の全品種合計で122,500ケースの出荷を計画しています。
 「幸水」は9月上旬まで出荷し、品種は「豊水」「南水」「あきづき」「新高」の順にリレーされます。

写真=選果基準を確認する生産者ら

 

 

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