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ひょう被害の果物を子どもたちに無償提供

2022.09.14

ひょう被害の果物を子どもたちに無償提供/須賀川市令和4年度ひょう害果実等買取事業

 須賀川市のブランドすかがわ推進協議会は9月2日、同市の認定こども園オリーブの木で6月の降ひょう被害で規格外になった梨の贈呈式を行いました。
 実に傷がつき、通常出荷が出来なくなった梨やリンゴを、同協議会がJAから通常品と同等の価格で買い取り、同市の保育施設や幼稚園、小・中学校に無償提供を行います。事業は市が補助しており、市産果実のブランド力維持と、地産地消の推進、食育の理解を深めていくことが目的です。
 贈呈式には同協議会会長の佐久間貴士須賀川市経済環境部長、副会長の当JAすかがわ営農センターの遠藤稔センター長が出席し、園児代表の佐藤圭祐くん、佐野奏恵ちゃんに梨を手渡しました。
 佐久間部長は「農家さんたちが一生懸命育てたおいしい梨をいっぱい食べて、元気に育ってほしい」と話し、園児らは「ありがとうございます。おいしくいただきます」とお礼を述べました。この日、同協議会は園児289人に1人3個ずつ梨を提供しました。
 梨は9月中に市内の保育施設や小・中学校など46カ所に約5.5トン配布し、11月にはリンゴの配布を予定しています。

 

写真=認定子ども園オリーブの木での梨の贈呈式

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