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新酒「しらかわ龍・虎」お披露目

2016.04.05

新酒「しらかわ龍・虎」お披露目 ―農商工連携事業―

 JA夢みなみ(旧JAしらかわ)青年連盟しらかわ地区と白河商工会議所青年部は3月6日、白河市のしらかわセレモニープラザで、農商工連携事業「小さな種、蒔いて大きな夢」の新酒お披露目会を開き、関係者らが集まり新酒の完成を祝いました。
 酒造りは、福島第1原発事故の風評被害払拭としらかわ地域の魅力発信を目的に実施し3年目。酒造好適米「五百万石」を作る田んぼのオーナーとして首都圏や地元の消費者を招き、昨年1年を通して田植えや稲刈り、酒造りなど農業体験を実施してきました。
 醸造は市内の大谷忠吉本店と有賀醸造の2つの酒蔵が担った。オーナーらが田植え、収穫した米を原料に、それぞれ別の酵母を使用し、飲み口の違う2つの純米吟醸酒「しらかわ龍・虎」が完成しました。
 お披露目会では、同JAの薄井惣吉常務理事と同市商工会議所の中上徹副会頭があいさつし、「今後も農商工が連携して、若い力で震災復興、地域PRをしたい」と述べました。関係者が鏡開きを行い、オーナー代表の村上恵さんの発声で乾杯しました。
 新酒はJAの農産物直売所「り菜あん」や、大谷忠吉本店、有賀醸造のほか、市内の一部酒店で販売します。

写真=鏡開きをする関係者

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