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「福、笑い」ブランド確立へ前進

2023.03.10

県南地区「福、笑い」栽培研究会総会

 福島県のオリジナル水稲品種「福、笑い」の栽培に取り組む、県南地区「福、笑い」栽培研究会が3月6日、白河営農経済本店で総会を開きました。同研究会の会員やJA役職員ら30人が参加し、令和5年度事業計画など2議案を承認しました。
 16の個人・団体で組織される同研究会は昨年度、「福、笑い」を704a作付けし、1183袋の出荷実績となりました。今年度は1人会員が増え、17組で同研究会の配分面積851aを作付けする計画です。
 同会の薄井惣吉会長は「本格栽培がスタートして今年で3年目。研修等を通して栽培技術の更なるレベルアップを図り、ブランドを確固たるものにしたい」と挨拶。定期的に栽培検討会を開き栽培技術の研さんに努めるとともに、知名度アップに向け直売所などでの販売促進活動にも力を入れていくことを申し合わせました。
 総会に先立ち参加者は、同日Web開催された県主催の生産者向け説明会にも参加。令和4年度の生育データを基に、茎数、穂数を確保するための水管理や病害虫防除、適期刈り取りの重要性を再確認し、高品質米生産へ意欲を高めました。
 


                                           写真=挨拶する薄井会長


           写真=おいしく高品質な「福、笑い」を生産するために真剣に学ぶ会員ら

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