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果樹産地を維持しよう

2023.03.27

すかがわ岩瀬地区果樹産地協議会

 すかがわ岩瀬果樹産地協議会は3月17日、きゅうりん館で役員会を開きました。すかがわ岩瀬地区果樹協議会やJA全農、須賀川農業普及所、各市町村の担当者、農業共済組合担当者、JA職員12人が出席し、管内地区の果樹産地を維持するための体制整備を進めるため協議しました。
 管内では生産者の後継者不足や高齢化が進み生産者数、栽培面積が減少しており、産地を維持するため新たな担い手への樹体・園地等の生産基盤を継承する体制づくりが課題となっています。同普及所のアンケートによると今後、日本梨の栽培面積は5年間で約750a、10年間で約1470aの規模縮小が予想されています。そのため同協議会では同普及所と連携し、令和4年度より果樹園地継承促進事業に取り組んでいます。令和4年度には早期成園化及び省力化を図ることができる梨のジョイントV字樹形の研修圃場を整備しました。令和5年度は研修圃場に定植するための大苗を育成し、併せて大苗育成方法に関する研修会を開催する予定です。
 また、新規就農者の受け入れ態勢を整え、果樹産地の規模拡大へ向けて今後、生産者への現状確認と研修体制の検討、研修農家の認定へ向けて取組みを進めることを申し合わせました。

 


                                                   役員会の様子

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