ズッキーニ栽培講習会

　しらかわ地区は4月13日、中島村のキュウリ選果場会議室で令和5年度ズッキーニ栽培講習会を開きました。生産者11人とJA職員が参加し、学びを深めました。ズッキーニはトマトやキュウリに比べて労力がかからないため、同地区では新規就農者や高齢の生産者に向けて栽培を勧めています。
　講習会ではトキタ種苗㈱の山崎慎二課長を講師に招き、品種ごとの栽培特性、病害虫防除、播種から収穫までの栽培管理を解説しました。最初に着生する雌花を早めに摘花し初期に草勢を作ることや、ウイルスを媒介するアブラムシの防除を徹底すること等が呼び掛けられました。
　その他、新品種の「ゼルダ・750Z」が紹介されました。「ゼルダ・750Z」は果実が高品質な品種で、従来品種より雌花と雄花の着生率が高く、多収が期待できるのが特徴です。
　また、黄砂が水に溶けると悪影響が出るので、対策が必要だと説明がありました。

　　　　　　　　　　　講師の説明を聞き学びを深める参加者