ハウス抑制キュウリ品種検討会

　すかがわ地区は5月1日、きゅうりん館で令和5年度ハウス抑制キュウリ品種検討会を開きました。新品種の特性を学び、キュウリ産地拡大と収量アップを図ることが狙いで、須賀川支店管内の生産者約20人が参加しました。
　品種説明では、種苗メーカー2社の担当者が、各社が推薦する最良品種の特性や適作型、栽培方法などを詳しく説明しました。参加者は導入品種を決める手掛かりとして、真剣な面持ちで作付けを検討しました。
　併せて、須賀川農業普及所の担当職員が生育状況や定植前後に行う管理ポイントについて説明。半促成栽培の生育状況では3月以降の気温上昇により、平年より早く病害虫の発生が見られ防除するよう注意を促しました。また、抑制栽培に向け圃場準備の留意点を解説し、病害虫対策としてハウス開口部に防虫ネットを張り、ウイルス感染防止するよう呼び掛けました。

   　　　　　　    抑制キュウリの新品種について説明を聞く参加者