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スマート農業へ期待

2023.05.26

ドローンを使った水稲打込播種

 当JAではドローンによるカメムシ・イモチ病防除のための薬剤散布を行うなど、スマート農業の普及を進めています。その取り組みの一つとして、古殿支店管内の小澤嘉則さんの圃場で5月16日、ドローンによる水稲播種が行われました。同支店管内で初めて行われるドローンを使った播種に、JAの営農担当者や町役場関係者らが様子を見守りました。
 防除作業などを業務委託している(株)オプティムの協力の下、同社の担当者がドローンを操縦し、播種作業を行いました。ハト胸状態となった種籾を水田へ直接打ち込むことで播種と田植えが同時に完了し、農作業の効率化やコストの軽減が期待されます。この日は田んぼ計40アールに「コシヒカリ」の種子を播種し、作業は約30分で完了しました。
 水稲直播で重要なのが水の管理で、出水や落水の調整がしっかり行える整備された圃場でないと管理が難しいという課題があります。JAや同社の担当者は小澤さんと連絡を取り合いながら経過を注視していくとし、今後の普及にも期待を寄せています。

 


      ドローンを低く飛ばすことで風の影響を少なくし、均一な播種ができます

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