露地キュウリ栽培講習会

　6月1日、泉崎支店管内の圃場で露地キュウリ栽培講習会を実施しました。生産者9人とJA職員が参加し、生育状況を確認しながら序盤の栽培管理について理解を深めました。
　講習会では、JA担当者から令和5年度栽培面積と販売情勢について報告。また、県南農林事務所とタキイ種苗㈱を講師に迎え、気象経過と定植後の管理について解説しました。これまでの気象経過の特徴として風が強いことを挙げ、畑の土が乾きやすい状態だと説明。これを受け、初期の根張りの確保のため活着するまで萎れないように株元潅水をするよう重点的に呼び掛けました。
　病害虫防除では、多湿条件で発生しやすい病気や、ウイルスを媒介する恐れのあるアブラムシに対して、予防と初期防除に努めるよう促しました。

　　　　　　　　　　　　講師の説明に耳を傾ける参加者