水稲あぜ道講習会

　6月12、13の両日、しらかわ地区管内の35カ所で第１回水稲あぜ道講習会を開きました。水稲の品質向上と生産者の所得増大を目指す目的で年に2回、中干しやいもち病、カメムシ防除の時期に合わせて開催しています。
　講習会ではＪＡの指導員と肥料・農薬メーカー担当者が各会場を巡回し、当面の水管理や、雑草、病害虫防除で使用する薬剤の種類とそれぞれの特徴、効果的な使用法などについて説明しました。
　当面の栽培管理として、稲の生育を阻害するアオミドロなどの藻類の発生が目立っていることから、藻類に効果的な除草剤の使用やこまめな水管理で初期生育を確保するよう指導。また、茎数不足と思われる場合でも安易に追肥はせず、中干しを遅らせて分げつの確保に努めるよう呼びかけました。
　各会場では、真剣にメモを取ったり、自分の水田の状態を説明してより具体的な対処法を相談したりと、参加者の熱心な姿が見られました。

                        　　今後の栽培管理のポイントを確認する参加者