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3地区一斉調査

2023.07.05

果樹の生育状況を確認 

 果樹連絡協議会は6月29日、管内全域で今年1回目の梨とリンゴの一斉生育調査を行いました。すかがわ・しらかわ・いしかわの3地区に分かれ、生産者代表と県職員、JA職員が班を組み、統一された調査方法で15箇所の圃場の病害虫発生状況と着果数、肥大状況を確認しました。
 果実の品質向上と安定生産を目指す取り組みで、毎年同じ樹体を継続的に調査することで過去の調査結果を基に今年度の傾向を分析し、今後の栽培管理の参考にしています。調査終了後には各地区の参加者が一堂に会し、調査結果の報告会を行いました。
 今年の生育は、満開後の暦日対比では平年並みですが、開花が早まったことで12日ほど進んでいることがわかりました。出荷も8月10日頃には始まる見込みで、2回目の生育調査や目揃会は状況を見て早めていく考えです。梨の一部園地で黒星病が見られること、リンゴはアブラムシなどが散見されることから今後、早期発見・早期除去の徹底を生産者に呼び掛けていきます。また、凍霜被害を受けた圃場も見られ、品質や着果数に影響が出ていることを確認しました。
 この調査は年2回行っていて、調査結果は各生産者に通知するとともに各関係市場への情報提供に活用しています。


 
            リンゴの生育状況を確認する生産者

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