梨「幸水」出荷スタート

　当JAでは、梨「幸水」の出荷本番を迎え、8月10日から選果作業が始まりました。令和5年産の初出荷は昨年より9日ほど早く、8月上旬に初出荷を迎えることは珍しいことです。
　この日、すかがわ地区の東部果実選果場「あぐりフルーツ館」には同地区の梨生産農家から200コンテナ(1コンテナ15キロ)が出揃い、作業員は目視で色づきやキズの具合などを確認。その後、高精度の光センサーが導入されている選別機械で内部に異常のある梨を取り除き、高品質な梨を箱詰めしました。
　令和5年産は4月の凍霜害により広範囲で被害を受け、大きさは平年より小玉となったがみずみずしく糖度も十分に仕上りました。箱詰めした300ケース(1ケース10キロ)は埼玉県戸田市のJA全農青果センター(株)へ出荷されました。
　「幸水」は8月下旬に出荷ピークを迎え、それを皮切りに「豊水」「南水」「あきづき」「新高」の順で10月下旬までリレーが続きます。令和5年産の夢みなみ管内の総出荷数量は112,000ケースを見込み、販売金額3億5,000万円を目指します。

  　　　
　　　　　梨を選別していく作業員                     　　　　　　ジューシーで爽やかな甘さが楽しめます
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぜひご賞味ください